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丸紅、米・テキサス州南部で米・Ozonaと商業ベースCO2貯留(CCS)事業の共同開発(2024.9)

 丸紅㈱は、米国テキサス州でCO2の回収・貯蔵(Carbon dioxide Capture & Storage/CCS)案件を開発するOzona CCS LLC(Ozona)が出資する事業会社と第三者割当増資の引き受け契約を締結、同州南部におけるCCS案件へ50%出資・参画し、Ozonaと共同開発を行うと発表した。

 本事業は、石油・ガス開発が活発なテキサス州南部における複数のガス生産・処理プラントにおいて排出されるCO2を回収し、専用のパイプラインにて輸送の上、地下2~3kmの塩水帯水層に貯留するもので、米国においても先駆的な商業CCSハブ案件。丸紅はテキサス州でシェールオイル・ガスの上流権益事業を展開しており、同地域での地下評価を含めた知見と、電力・インフラ分野でのプロジェクト開発能力を組み合わせることで本事業の実現に貢献し、2025年前半の最終投資決定、2026年中の商業運転開始を目指す。また、丸紅とOzonaは本事業を足掛かりに、テキサス州における他のCCS案件についても共同取り組みを検討し、さらなる事業の拡大を目指す考えだ。

ガス処理プラント

詳しくは、→https://www.marubeni.com/jp/news/2024/info/00042.html

2024-09-25 | Posted in トピックス |