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Shell社、オランダ・バイオ燃料施設の現地建設を一時停止、見直しへ(2024.7)

 Shell社の子会社であるシェル・ネダーランド・ラフィナデリBVは、現在の市場状況を考慮し、プロジェクトの遂行と将来の競争力の確保に取り組むため、オランダのロッテルダムにあるシェル・エネルギー・アンド・ケミカルズ・パークの年間82万トンのバイオ燃料施設での現地建設作業を一時的に停止する。その結果、現場での請負業者の数が減り、活動が鈍化し、コストを管理し、プロジェクトの順序を最適化させる。
「現在、現場での建設を一時停止することで、プロジェクトを最も商業的に進めるための方法を評価することができる」とShellのダウンストリーム、再生可能エネルギー、エネルギーソリューション担当ディレクターのHuibert Vigeveno氏は述べた。
「当社は2050年までにネットゼロ排出を達成するという目標に取り組んでおり、低炭素燃料は当社と当社の顧客が利益を上げながら脱炭素化を進めるためのShellの戦略の重要な部分である」とVigeveno氏は付け加えた。「そして当社は今後も株主資本を慎重かつ規律正しく活用し、排出量を減らしながらより多くの価値を提供していく」

詳しくは、→https://www.shell.com/news-and-insights/newsroom/news-and-media-releases/2024/shell-to-temporarily-pause-on-site-construction-of-european-biofuels-facility.html

 

2024-07-03 | Posted in トピックス |