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東武バス日光、日光国立公園でB5バイオ燃料でバス実証運行開始。国際エコリゾート推進へ(2023.7)
東武鉄道グループの東武バス日光(東京都墨田区)では、環境省の脱炭素先行地域に選定された奥日光エリアをはじめとした日光エリアの路線において、8月1日より廃食油由来のバイオ燃料バスの実証運行を開始する。 本実証運行では、国が定める軽油の規格を満たしたバイオディーゼル燃料混合軽油「B5」をバス3台に使用し、車両機器類への影響や燃料効率等を検証する。
実証運行後には、ダイキアクシス・サステイナブル・パワー(東京都中央区)、芙蓉総合リース(東京都千代田区)との連携のもと、栃木県内の東武グループ各施設で生じる廃食油を用いてバイオディーゼル燃料を精製し、日光地域において運行する路線バス等で使用することで、地産地消型のエネルギーサイクル構築を目指す。この取組みにより、CO2の排出量を年間70t以上削減できる見込み。
環境省と国立公園オフィシャルパートナーシップを締結している東武グループでは、日光地域における「歴史・文化・伝統と自然が共生する国際エコリゾート」の実現を目指し、これまでも同地域において環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」や、鉄道輸送における実質再生可能エネルギー100%化を実現してきた。本年4月には奥日光エリアが脱炭素先行地域に選定されるなど、今後も地域社会と共に、国際エコリゾート日光を核とした日光地域の持続的発展を目指す。
詳しくは、→https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20230726105847TmWy7QK1YS2uXv4Wr62v8w.pdf
2023-07-28 | Posted in トピックス |