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米・Gevo社、マクダーモットと持続可能な航空燃料施設開発に関する契約締結(2023.7)

 持続可能な燃料や化学品生産に注力する、米国のGevo社(コロラド州エングルウッド)は、北米における複数の持続可能な航空燃料施設の開発のためのフロントエンド エンジニアリングおよび初期計画サービスを提供する契約をマクダーモット インターナショナルの子会社と締結したと発表した。
 最初の燃料生産施設であるネットゼロ 1 は、サウスダコタ州プレストン湖近くに位置する予定。ネットゼロ1プラントは、最大6,500万ガロンのSAF、ディーゼル、再生可能ガソリンを生産することが予定しており、消費時にはライフサイクルでGHG排出量がネットゼロになるように設計されている。
 マスター サービス契約の範囲に基づき、マクダーモットはGevo社 の Net-Zero 1 プロジェクトのエンジニアリング、調達、建設 (EPC) フェーズのエンジニアリング、実行計画、および価格設定などを行う。

 ネットゼロ1プラントは、SAF生産だけでなく、年間5億5,000万ポンドの高付加価値の栄養製品の生産も視野に入れる。発電所の電力供給に必要な電力は風力エネルギーから供給され、燃料生産に対する持続可能で環境に優しいアプローチが保証される。さらに、乳牛や家畜の糞尿から回収されたメタン排出物からの再生可能天然ガス(RNG)を使用して、プラントの熱エネルギー需要に対応する見通しだ。

詳しくは、→https://investors.gevo.com/news-releases/news-release-details/gevo-signs-master-services-agreement-mcdermott-sustainable

 

2023-07-26 | Posted in トピックス |