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LG化学、製品のCO2排出量評価方法において、TUV Rheinland 国際認証を取得。韓国初(2023.7)

 LG化学(韓国・ソウル市)は、製品のカーボンフットプリント評価法について国際的な試験機関TUV Rheinlandから韓国で初めて認証を取得したと発表した。2025年までに炭素測定範囲を国内外の事業所や工場で製造される全製品に拡大し、脱炭素市場をターゲットにする考えだ。

 LG化学は今回の認証を通じて、2021年から独自に算出してきた先端材料と石油化学製品を含む製品CO2排出量評価プロセスの信頼性を確保、またCAMP(カーボンフットプリント分析&管理プラットフォーム)と呼ばれる自社開発製品のカーボンフットプリント自動化システムに認証PCF手法を適用する予定だ。また、同社は7月24日、ソウル市のLGツインタワーでTUV Rheinlandと認証式を行った。
 
 国際基準(ISO 14067:2018)に準拠したLG化学の製品CO2排出量評価方法には、データ収集および計算方法、影響評価方法など、国際規格で指定されている必須基準が含まれている。また、TUV Rheinlandは、製品の生産、流通から使用、廃棄までのライフサイクル全体を通じて発生するGHG排出量を国際基準に基づいて評価し、カーボンフットプリント認証を提供する世界的な試験機関。 

TUV Rheinlandとの認証式

詳しくは、→https://www.lgcorp.com/media/release/26553

2023-07-26 | Posted in トピックス |