トピックス

ネステ社、シンガポール製油所の拡張工事完了し、開所式実施。チャンギ空港のSAFサプライチェーン構築(2023.5)

 フィンランド・ネステ社は、 2018年12月の投資決定以降進めてきたシンガポール製油所の拡張プロジェクトは成功裡に完了し、開所式を実施したと5月17日、発表した。今回の拡張で、シンガポールでの生産能力は2倍、製油所の総生産能力は年間260万トンとなり、そのうち最大100万トンがSAFとして使用可能となった。生産能力の向上に加え、原材料前処理能力の強化を行い、これまで難しかった廃棄物や残留原材料を処理する能力を向上させた。

 今回の拡張プロジェクトは、再生可能エネルギー成長戦略の実行における新たな重要なマイルストーンであり、プロジェクトの複雑さと世界的なパンデミックの最中に進めてきたことを考慮すると、注目に値する成果であると社長兼CEOのMatti Lehmus氏は述べ、またシンガポールでプロジェクトを進める意義についても語った。
「シンガポールには世界上位クラスの物流機能があり、再生可能な原材料や最終製品を世界中に効率的に輸送できる。また、世界上位クラスの教育レベルは、当社の生産および事業における有能な人材獲得につながっており、最近設立されたイノベーションセンターでの研究開発の強化にもつながっている」とした。

 今回の拡張工事により、シンガポール・チャンギ空港でのSAFサプライ チェーンを構築した。これはシンガポールのグリーンプラン2030の実行と2023後半の完成に向けて準備が進む、チャンギ空港の持続可能なハブ空港構想実現に向けた大きなステップである。また、ネステ社の総SAF生産能力は、ロッテルダム製油所の改修が完了する2023年末までに年間150万トン、ロッテルダム製油所の拡張が完了する2026年上半期には220万トンとなる予定であるとした。

詳しくは、→https://www.neste.com/releases-and-news/renewable-solutions/neste-celebrates-opening-singapore-expansion-and-establishes-sustainable-aviation-fuel-saf-supply

2023-05-19 | Posted in トピックス |