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ユーグレナ社、都営空港・空港利用事業者に国産SAF・バイオ燃料供給。東京都との促進事業（2023.3）

　㈱ユーグレナは、2022年10月31日付で東京都と締結した「バイオ燃料導入促進事業に係る協定」に基づき、都営空港調布飛行場にて、同社のバイオジェット燃料（SAF）を同飛行場の共同給油設備に2023年3月10日から3月末頃まで供給する。東京都との取組みの中で、SAFを供給するのは今回が初。

　調布飛行場のジェット燃料共同給油設備へSAF（ASTM D7566規格に準拠）を供給することにより、希望する全ての調布飛行場利用航空事業者へのSAFの供給が可能となる。同時に、空港内地上車両へのバイオディーゼル燃料の供給体制も整備する。

＜主な給油対象（予定）＞
・アジア航測㈱運航の航空測量機
供給機体：テキストロン・アビエーション式C208型、テキストロン・アビエーション式C90GTi
・共立航空撮影㈱運航の航空測量機
供給機体：セスナ式208型、セスナ式208B型
・空港内で使用する給油車両、電源車両、牽引車両　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

アジア航測㈱　テキストロン・アビエーション式C90GTi

詳しくは、→https://www.euglena.jp/news/20230310-2/

　今回供給したSAFは、従来の石油系ジェット燃料と混合したもので、ASTM D7566規格に準拠している。石油系燃料と混合されるバイオ燃料「サステオ」は、廃食用油主体として微細藻類ユーグレナから抽出した油を加え、製造されている。その割合は、廃食用油が90%以上、ユーグレナ油脂の割合は10%以下の構成となっている。

詳しくは→https://www.euglena.jp/businessrd/energy/susteo/