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ZIPAIR、東京＝ホノルル線でCO2排出量実質ゼロを2023年度通年で実現。J-クレジット、SAF利用で（2023.2）

　日本航空出資の航空会社の㈱ZIPAIR Tokyo（ジップエア・トーキョー：千葉県成田市）は、持続可能な社会の実現に貢献するため、2023年4月から東京（成田）＝ホノルル線でカーボンニュートラル（CO2排出量実質ゼロ）を通年で実現すると発表した。同社は設立以来、新たな基準を作る、「NEW BASIC AIRLINE」という目標を掲げ、食品ロス削減のための機内食の事前予約制を導入や環境負荷の低い新たなタンパク源である食用コオロギパウダーを使用した機内食の開発・販売、機内食容器のプラスチック削減など持続可能な社会の実現に向けた取り組みを行ってきた。ハワイ州の提唱する「マラマハワイ～ハワイを思いやる心～」に共感し、CO2排出の課題について、下記を取り組みの柱として2023年4月から東京（成田）＝ホノルル線でカーボンニュートラルを実現する。このフライトを通年で行うことは世界初の試みだ。

1)　排出権取引制度の活用：日本国内は住友林業㈱の協力のもと、J-クレジット制度で認証を受けたクレジットを購入、海外は双日㈱を通じた米国森林プロジェクト創出のCORSIA認証クレジットを購入することにより、低炭素投資を通じたCO2排出量の削減に貢献する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2)　SAFの利用：東京（成田）＝ハワイ線の年間燃料料搭載量の約1％相当を置き換えし、CO2排出量を削減する。　　　　　　　　　　　　　　 3)　環境に配慮した観光「マラマハワイ」の推進：マラマハワイはレスポンシブル・ツーリズム（責任ある観光）のハワイ版スローガンで、ハワイの環境に配慮したフライトや、地域資源の有効活用、地域社会との調和を図る取り組みを進める。 このような取り組みを通じてハワイの環境を守りながら、地域社会の発展に寄与することを目指す。

詳しくは、→https://www.zipair.net/ja/notification/152