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オランダAvantium社と米国Origin Materials社、持続可能化学品FDCAとバイオポリマーPEF量産へ加速（2023.2）

　持続可能な化学素材開発に注力するAvantium社（オランダ・アムステルダム）と、同分野に注力、ダノン、ネスレ、ペプシコ等と共に、リサイクル可能な植物由来PET樹脂を展開するOrigin Materials社（米国・カルフォルニア州）は、持続可能な先端化学品やプラスチックで使用するFDCA（フランジカルボン酸）とPEF（ポリエチレンフラノエート）の大量生産に向け、協業を加速すると発表した。この協業強化は、産業規模で持続可能な木材残渣から、バイオポリマーPEFの重要な構成要素であるFDCAを生産するために、両社の技術プラットフォームを統合することを目的としている。PEFは、日本でも商用化途上であるが、100%植物由来で完全リサイクル可能なプラスチック素材で、従来のプラスチックと比較して優れた機能性とCO2排出量の大幅な削減が可能だ。

Origin Materials社は、2023年2月時点では、日本国内では三菱ガス化学、三井物産、三菱ケミカル、クラレとの協業を発表している。

詳しくは、→https://www.avantium.com/2023/avantium-and-origin-materials-to-accelerate-the-mass-production-of-fdca-and-pef-for-advanced-chemicals-and-plastics/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　→https://investors.originmaterials.com/news-releases/news-release-details/origin-materials-and-avantium-accelerate-mass-production-fdca　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関連情報→https://www.toyobo.co.jp/news/2021/release_1268.html