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イーレックス、土佐バイオマス発電所をFIT制度からFIP制度へ切り替え。運営の自立化推進  (2023.2)

 イーレックス㈱は、再生可能エネルギーの自立化を推進する取組の一環として、同社グループ子会社イーレックスニューエナジー㈱が保有する発電所「土佐発電所」についてFIT制度からFIP制度への切り替えを実施し、認定を受けたと発表した。同社グループの発電所は、開発中も含め全国で6基(2023年1月末現在)の再エネ事業を展開しているが、FIT制度からFIP制度への切り替え手続きを行ったのは初となる。

 FIT制度とは、「フィードインタリフ(Feed-in Tariffs)」の略称で、再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)で発電した電気を、国が定める固定価格で、電力会社が一定期間で買い取ることを国が約束する制度。一方、FIP制度とは、 「フィードインプレミアム(Feed-in Premium)」の略称で、FIT制度のように固定価格で買い取るのではなく、再エネ発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)を上乗せすることで再エネ導入を促進するものだ。

 FIP制度は、再生可能エネルギーを主力電源とすることを目的にFIT制度に代わる制度として、国が推進しているもので、2022年4月から運用が始まり、発電事業者には発電計画と発電実績を一致させる責務(計画値同時同量)が新たに課される。また、売電先を発電事業者が自ら選ぶ必要があるなど、FIT制度から運用が変わる。
 エネルギーの自給率が低い日本では、今後再生可能エネルギーが主力電源のひとつとして拡大していくことが期待されるが、一方で需要と供給のバランスなど電力市場の状況を踏まえた発電をおこなう自立した電源になることも重要である。同社は、バイオマス発電所としてはいち早くFIP制度を導入し、FIP制度下における運営の実績と経験を積み重ねていく考えだ。

イーレックスニューエナジー㈱ 土佐発電所(高知市)

●燃料 PKS(パーム椰子殻)
●定格出力 20MW(稼働中)

詳しくは、→https://www.erex.co.jp/news/pressrelease/2311/

2023-02-01 | Posted in トピックス |