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日本航空と伊藤忠商事、ネステ社製のSAF供給の新たな契約締結。11.18にSAFフライト予定 (2022.11)
Neste OYJ社(フィンランド、ネステ社)が生産する持続可能な航空燃料(SAF)について、日本航空㈱(JAL)と日本地区総代理店の伊藤忠商事㈱は、SAF供給することに合意した。JALが11月18日に東京(羽田)~沖縄(那覇)線で運航予定の「サステナブルチャーターフライト」の燃料としてSAFを供給する予定。また、両社は2023年度のSAF供給に向けた協議を行うための覚書についても締結した。
国際民間航空機関(ICAO)総会において、航空機が排出するCO2を2050年までに実質ゼロとする目標を掲げており、2024年以降は2019年比で排出量を15%削減もしくはオフセットすることが求められるなど航空業界における脱炭素化の動きはより一層加速して今後は国内においてもSAFの流通量が増えることが見込まれる。このような環境の中で、本邦航空会社で幅広い就航ネットワークを持つJALへのSAF供給は、2030年に航空燃料全体の10%をSAFに置き換えるという国土交通省の目標実現にも大きな鍵を握る。
ネステ社は世界最大のリニューアブル燃料メーカーとして、SAFの世界展開を拡大している。シンガポール工場の拡張、およびオランダ工場の改修により、全世界における生産量は2023年末までに150万トン/年、2026年上期までに220万トン/年の規模となる予定。
詳しくは、→https://press.jal.co.jp/ja/release/202211/007013.html →https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2022/221107.html 関係情報→https://www.itochu.co.jp/ja/news/press/2022/220216.html