研究情報

DAIZと植物油脂のミヨシ油脂が資本業務提携。動物性由来のコクや風味再現の特徴生かし商品開発。(2022.6)

 発芽大豆由来の植物肉を開発・製造するスタートアップであるDAIZ㈱(熊本県熊本市)は、ミヨシ油脂㈱(東京都葛飾区)と資本業務提携を締結したと発表した。本提携により、ミヨシ油脂が持つ植物性油脂とDAIZの植物肉を掛け合わせた研究開発を行うことで、付加価値向上を図っていくとした。

 ミヨシ油脂は、業務用加工油脂メーカーとして、加工油脂の研究開発・製造・販売を行い、環境問題、食糧危機、健康志向などの背景から、動物性原料を使わずに、植物性原料のみを使って動物性油脂の特長を活かしたおいしさを創りだした食用油脂ブランド「botanova」を創出した。同ブランドの普及や画期的な製品開発を通じて、プラントベース市場を成長させようと、重要戦略の一つとして取り組む。                                                                      

 一方、DAIZは、独自の発芽手法「落合式ハイプレッシャー法」をコア技術とし、環境負荷の小さい次世代植物肉「ミラクルミート」の開発に成功。国内大手企業とパートナーシップを組み、食品技術を結集させた研究開発を重ねることで「ミラクルミート」の美味しさの向上を追求してきた中での資本業務提携となった。

詳しくは、→https://www.daiz.inc/news/2394/

2022-06-16 | Posted in 研究情報 |