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日清オイリオG、家庭用、業務用及び加工用食用油の価格改定へ。米・バイオ燃料混合義務量増加による相場上昇等で(2026.4)
2026年4月20日、日清オイリオグループ㈱ は、2026年6月1日より、家庭用、業務用および加工用食用油の価格改定を実施すると発表した。
食用油を取り巻くコスト環境は、世界的な人口増加やバイオ燃料需要の高まりに伴う油脂需要の増加に加え、サプライチェーン全体でのコスト上昇が続いており、非常に厳しい状況が続いている。加えて、3月末に米国環境保護庁(EPA)より、2026年、2027年のバイオ燃料混合義務量を2025年比で約6割増とする方針が示されたことは、植物油需要の高まりを招き、油脂コストの上昇が一段と加速する見込みである。さらには、中東情勢の影響が国際的な植物油価格高騰に拍車をかけており、オイルバリューは異常値の水準まで跳ね上がっている。また、原油高を起点として、エネルギー費、原材料費、物流費、包装資材費など、足元で急激なコスト上昇が顕在化している。
同社は、サプライチェーン全体でのあらゆる効率化を引き続き図っていくが、安全で安心な価値ある商品を安定的に届け続けるには、企業努力だけで吸収できる限界を超える状況となっており、改めて価格改定を実施する。 なお、今回の価格改定は現時点でのコスト環境に基づき発表したものあり、今後も原料および物流・副資材等のコスト動向を注視し、状況によっては更なる価格改定の必要性も検討を進めていく考えだ。
<価格改定の内容> ・ 家庭用食用油 11% ~15% ・ 業務用食用油、加工用食用油バルク 17% ~21%
※いずれもオープン価格。 また商品により改定率は異なる。
<実施時期> ・ 2026年6月1日納入分より
<価格改定の理由> ・ バイオ燃料向けの大豆油等の混合義務量増加発表を背景とした植物油相場の上昇 ・ 原油価格高騰に伴う、エネルギー費、物流費、包装資材費などの大幅上昇と植物油相場の上昇
詳しくは、→https://www.nisshin-oillio.com/company/news/down2.php?attach_id=2006&uid=9675
関連情報(米・EPAが歴史的な再生可能燃料基準(RFS)「セット2」最終規則を確定)→https://greenproduction.co.jp/archives/36060
