イベント情報
地球・人間環境フォーラムセミナー「岐路に立つ英国のバイオマス政策とDrax社の事業―日本の市場・政策への警鐘」2026.3.5
地球・人間環境フォーラムは、「岐路に立つ英国のバイオマス政策とDrax社の事業―日本の市場・政策への警鐘」と題するオンラインセミナーを、下記の要領で開催する。
●日 時:2026年3月5日(木)17:00-18:30
●開催方法:オンライン(Zoomウェビナー)
●参加費:無料
●主 催:一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
●協 力:ウータン・森と生活を考える会、バイオマス産業社会ネットワーク、Mighty Earth
①「日本の政策の現状、木質ペレット輸入量と今後の見通し」鈴嶋克太/地球・人間環境フォーラム ②「岐路に立つ英国のバイオマス政策とDrax社の事業(仮)」Matt Williams氏/天然資源防護協議会 ③コメント:泊みゆき氏/NPOバイオマス産業社会ネットワーク 理事長 ④質疑応答
木質バイオマス発電は、再生可能エネルギーのひとつとして各国で導入が進められてきました。
なかでも英国は、脱石炭の旗印の下でバイオマス発電を強力に推進し、世界最大の木質ペレット消費国に成長してきた。もともと英国の石炭大手事業者で、現在では同国最大のバイオマス発電事業者であるDrax社は、米国南東部やカナダでペレット生産事業も行っており、日本が主要な輸出先になっている。
しかし、多額の補助を受けながら、同社がカナダの原生林から原料を調達し、米国南東部のペレット工場で環境法違反を繰り返していることに対して市民社会の批判が高まり、今、英国の政策は大きく揺らいでいる。
2018年にはバイオマス発電の支援条件が厳格化され、輸入木質バイオマス発電所への補助金は2027年に実質的に終了する予定であった。しかし、昨年2月、2027年以降の4年間の補助金延長が発表された。
一方、2024~25年には、国の政策の適切性や、Drax社の燃料調達に関する情報開示の信頼性・透明性について、公的機関による調査・検証が相次いでいる。
英国をモデルに推進してきた日本では、2026年度から輸入木質バイオマスに対する新規の支援が終了するが、既存・建設中の案件が稼働を継続するため、近い将来、英国を抜いて世界最大のペレット消費国になると見込まれている。
本セミナーでは、英国でこの問題に取り組むNGOから、同国のバイオマス政策の最新動向や今後の見通し、背景にある政治・社会的な状況を解説いただき、日本の政策や市場に与える示唆を考える。
詳しくは、→https://www.gef.or.jp/news/event/260305uk_biomass_drax/
