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印・JAKSON GREEN、回収したCO2からメタノール合成に成功。電力会社NTPCとの協業で(2024.11)

 エネルギープラットフォームの転換に注力するインドの Jakson Green は、インドの電力会社のNTPC との協力により、回収したCO2からメタノールを合成することに成功し、歴史的なマイルストーンを達成したと発表した。この画期的なプロジェクトは、インドのマディヤ・プラデーシュ州にある NTPC の Vindhyachal 火力発電所で実施されている。

 NTPC Limited の研究開発部門である NETRA (NTPC Energy Technology Research Alliance) によって考案されたこの革新的なプラントは、排気ガスから直接 CO2を回収し、それをメタノールに変換する。メタノールは、発電や輸送などの用途にさらに使用できる、多用途でクリーンな燃料である。

 この成果について、Jakson Green Private LimitedのCEO兼マネージングディレクターのBikesh Ogra氏は次のようにコメントしている。「NTPCと提携してこの変革的なプロジェクトを実現できたことを非常に誇りに思う。このプロジェクトは、回収した炭素からメタノールを生産する初の事例となるだけでなく、インドのグリーン化学分野で最初の委託プロジェクトであり、私たちにとって特別なものだ。この成果は、新エネルギー分野で持続可能なイノベーションを推進するというJakson Greenの取り組みを強調するものでもある」

詳しくは、→https://www.jakson-green.com/wp-content/uploads/2024/11/Press-Release_CO2-to-Methanol-Synthesis-Plant-for-NTPC-003.pdf

 

2024-11-18 | Posted in トピックス |