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丸紅、ドバイで一般廃棄物由来SAF製造事業の検討へ。Emirates National Oil Company等と(2024.2)
丸紅㈱は、ドバイ首長国政府、ドバイ国営石油・ガス会社であるEmirates National Oil Company(ENOC)、ベルギーの建設・不動産開発・公共施設運営大手BESIXと、ドバイにおける一般廃棄物由来の持続可能な航空燃料(SAF)を製造する事業に向けた実現可能性調査を実施することに合意したと発表した。
航空業界においては、CO2排出量の削減が喫緊の課題となっており、国際民間航空機関(ICAO)は、CO2排出削減制度を導入している。SAFは従来の航空燃料を代替する次世代低炭素燃料として、需要拡大が見込まれている。世界最大規模のハブ空港であるドバイ国際空港を有するアラブ首長国連邦は、国家SAF戦略ロードマップを策定し、同国内でのSAF製造に向けた取り組みの支援を強化している。また、一般廃棄物の燃料化は、SAF製造のための原料確保と同時に、廃棄物処理に関わる社会課題を解決し、持続可能な社会を実現する革新的な手段としても注目を集めている。
本調査では、現在埋め立て処理をされている一般廃棄物を原料として、ドバイにおけるSAFの製造・販売に関わるサプライチェーン構築に向けた、廃棄物燃料化技術の検討や商務条件の検討を含む事業性評価を実施する。
詳しくは、→https://www.marubeni.com/jp/news/2024/release/00008.html
2024-02-22 | Posted in トピックス |