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三井物産と中国電力、マレーシア・日本間のCCSバリューチェーン構築に関する覚書締結(2024.2)

 三井物産㈱と中国電力㈱は、三井物産がマレーシア国営石油会社などと共同で開発を進めるマレーシア沖のCO2貯留サイトでのCO2回収・貯留(Carbon Capture and Storage:CCS)および輸送などを含むバリューチェーン構築を目指す共同検討に関する覚書を締結したと発表した。

 本覚書に基づいて以下を主な検討対象とし、マレーシア・日本間における商業規模のCCSバリューチェーン構築を目指す。
●中国電力グループの石炭火力発電所で排出されるCO2の分離・回収、液化・貯蔵
●マレーシアまでの液化CO2の海上輸送
●マレーシア沖でのCO2地下貯留
●海上浮体式貯蔵設備の採用などの先進的な取り組み

 マレーシア沖のCO2貯留サイトは、三井物産とマレーシア国営石油会社Petroliam Nasional Berhad(ペトロリアム・ナショナル・ブルハド)のCCS事業会社PETRONAS CCS Solutions Sdn Bhd(ペトロナス・シーシーエス・ソリューションズ)および仏総合エネルギー会社TotalEnergies(トタール・エナジーズ)のCCS事業会社TotalEnergies Carbon Neutrality Ventures(トタール・エナジーズ・カーボン・ニュートラリティ・ベンチャーズ)が2023年6月から共同開発を進めており、2030年ごろまでに貯留事業を開始する計画である。
 三井物産は、エネルギー資源開発を含めたエネルギーバリューチェーン開発の知見と、広範なビジネスネットワークを活用し、英国CCS事業会社Storegga Limited(ストレッガ・リミテッド)への出資参画や、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の令和5年度「先進的CCS事業の実施に係る調査」に関する委託調査業務としてのマレーシア沖CO2貯留サイトが採択されるなど、CCS事業の早期立ち上げに向けて積極的に事業開発を進めている。今後もグローバルでのCCS事業の展開を通じたCO2削減ソリューションを提供していく考えだ。

詳しくは。→https://www.mitsui.com/jp/ja/topics/2024/1248518_14382.html

 

2024-02-22 | Posted in トピックス |