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イーレックス、ベトナム国で初の海外商用バイオマス発電所の起工式実施。もみ殻主燃料予定(2022.12)

 イーレックス㈱は、ベトナム国の国営ベトナム電力総公社(EVN)傘下のPower Engineering Consulting Joint Stock Company 2(PECC2)と、ベトナム国再生可能エネルギー発電事業者Son My Renewable Energy Joint Stock Company(Son My)ほかと共にベトナム国ハウジャン省にて発電事業の開発を推進しており、建設予定地において、起工式を執り行った。本事業は、同社の海外第1号となるバイオマス発電所であり、ベトナム国において、商用として第1号のバイオマス発電所となる。2024年10月建設工事完了、12月に商用運転を開始する予定。

 経済成長が著しいベトナムでは電力需要が毎年10%増加しており、石炭やガスの国内生産量が減少する中、今後、輸入化石燃料エネルギーへの依存が増えている。一方で、ベトナムは2050年までにカーボンニュートラルを達成することを宣言している。そういった中、本発電所は、もみ殻を主燃料とした地産地消型の発電容量20MWのバイオマス発電所であり、稼働により、再生可能エネルギー比率を上げるとともに、エネルギーの安定供給にも繋がる、脱炭素と供給力を両立した取り組みとなる。
 本発電所の起工式には、ハウジャン省人民委員会フォア副委員長、商工省電力再生エネルギー局ズン局長、日本大使館廣井書記官など、ベトナム政府関係者、共同出資会社、工事関係者総勢100名の皆様が列席し起工式が執り行われた。

詳しくは、→https://www.erex.co.jp/news/pressrelease/2289/

2022-12-24 | Posted in トピックス |