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奥村組と帝人、木質ハイブリッド遮音パネルを共同開発。乾式二重床工法へのパネル適用で、衝撃音遮断性能向上(2026.10)
2026年10月29日、㈱奥村組と帝人㈱は、木造建築物向けに、高い遮音性能を有する「木質ハイブリッド遮音パネル」を共同開発したと発表した(特許出願中)。 木造建築物の実大試験体で性能を検証した結果、本パネルを用いた乾式二重床は、設置前と比較して、重量床衝撃音遮断性能が22dB(4ランク)向上することを確認した。
【背景】
2010 年に施行された「公共建築物等木材利用促進法」は、2021 年の改正により対象が一般建築物まで拡大され、建築分野における木材利用のさらなる推進が求められている。一方で、木造建築物はコンクリート造と比べて剛性や質量が小さいことから、床衝撃音が伝わりやすく、遮音性能の確保が課題となっている。また、多様な工法や構造形式に対応できる効果的な遮音対策の確立も求められていた。 こうした課題に対し、奥村組と帝人は、帝人が有する炭素繊維強化複合材料と木材を組み合わせた炭素繊維強化集成材「LIVELY WOOD(ライブリーウッド)」の技術を応用し、「木質ハイブリッド遮音パネル」を開発した。
【技術の概要】
「木質ハイブリッド遮音パネル」は、炭素繊維強化複合材料と木材を一体化することで、合板の2倍以上の剛性を有するパネルである。従来のように質量を増加させて遮音性能を確保する手法とは異なり、パネルの高剛性化によって遮音性能の向上を図る方式とした。これにより、床に加わる衝撃を広範囲に分散し、振動の増幅を抑制することで、重量床衝撃音の低減に寄与する。 さらに、本パネルと防振ゴム付き支持脚を組み合わせた「木質ハイブリッド遮音パネル乾式二重床」は、多様な工法や構造形式に対応でき、さまざまな木造建築物に適用可能である。

詳しくは、→https://www.teijin.co.jp/news/2026/10/29/20261029_02.pdf
