トピックス,マテリアル他編

独・AMSilkと味の素フーズヨーロッパ、シルクタンパク質工業規模生産に向け、提携関係拡大(2026.7)

 2026年7月26日、バイオテクノロジーによるシルク素材のグローバルリーダーであるドイツのAMSilk GmbH(AMSilk)は、味の素フーズヨーロッパ(AFE)とのパートナーシップを大幅に拡大し、シルクタンパク質の工業生産規模拡大に向けた重要な一歩を踏み出したことを発表した。2023年に初めて確立された協力関係に基づき、両社は今回、長期的な製造・供給契約を締結し、工業的な検証段階から専用の大規模生産への移行を可能にした。

 本契約に基づき、大規模精密発酵およびバイオ製造において豊富な専門知識を有する味の素グループ傘下のAFEは、フランスのネスレにあるバイオ製造拠点に、AMSilk社のシルクタンパク質を生産するための専用ラインを設置する。この設備は、160立方メートルの発酵槽容量と、カスタマイズされた下流工程処理能力を組み合わせたもので、AMSilk社の生産専用に設計されている。

 ネスレ工場は、サプライチェーンの効率化、リードタイムの​​短縮、競争力のあるコスト構造を支える戦略的に有利な立地条件を備えている。さらに、製品の「メイド・イン・フランス」という原産地は、主要顧客への訴求力を高めることが期待される。同時に、この施設は地元産の原材料と再生可能エネルギー供給と統合されており、AMSilkの持続可能で資源効率の高い生産への取り組みを支えている。
 専用生産ラインの設置には、設備、設置、施設のアップグレードに数百万ドル規模の共同投資が行われ、プロジェクトの規模と産業的な野心を反映している。この投資により、AMSilk独自のバイオテクノロジープロセスに合わせた、専用設計の認証済み製造環境が構築される。

詳しくは、→https://www.amsilk.com/amsilk-and-ajinomoto-foods-europe-expand-partnership-to-enable-industrial-scale-production-of-silk-proteins/

2026-07-30 | Posted in トピックス, マテリアル他編 |