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米・Syntholene、アイスランドのSOEC実証施設にて地熱を利用しグリーン水素製造に成功(2026.7)

 2026年7月7日、米国のSyntholene Energy Corp.(Syntholene)は、アイスランドのフーサヴィークにある地熱統合型固体酸化物電解セル(SOEC)実証施設 において、最初の500キログラムの「グリーン」電解水素の製造に成功したと発表した。

「今日から現在、積極的に水素を生産している」と、Syntholene の最高経営責任者であるDan Sutton氏は述べた。「Syntholene の熱統合型SOECシステムによる生産は、この施設が設計通りに稼働していることを証明している。試運転が完了した今、今後数ヶ月間は、長期効果試験とシステム性能の独立検証に注力していく。」

 実証施設での初期分析試験では、水素純度が99.9%以上であることが示され、これは想定されるシステム性能と一致している。水素は合成航空燃料生産における主要なコスト要因であり(国際エネルギー機関(IEA))、低コストで水素を生産することは、コスト競争力のある合成燃料を実現する上で極めて重要である。

 実証施設でこれまでに収集された予備的な運用データに基づき、同社は、スタックおよびシステム全体の電気性能が、機器メーカーの工場仕様に沿って推移していると考えている。これには、スタックの電気消費量が約 33.5 kWh/kg H₂、システム全体の電気消費量が約 37.8~40.0 kWh/kg H₂が含まれる。これらの予備的な観察結果および推定値は、継続的な運用試験および独立した第三者による検証の対象となる。グリーン電解水素とは、再生可能エネルギーまたはその他の非化石電力を使用して水を電気分解することによって製造される水素を指し、製造プロセスに伴う直接的な温室効果ガスの排出量は最小限である。

 今回の生産開始は、同社の実証施設の建設および試運転完了後、統合操業が順調に開始されたことを示すものである。初期の操業結果によると、主要なプロセスシステムは設計通りの性能を発揮しており、地熱熱源とSOEC水素製造システム間の熱統合も成功している。

Syntholene実証施設の熱結合ハウジングとSOECインフラストラクチャの俯瞰図

詳しくは、→https://syntholene.com/syntholene-produces-first-500-kilograms-of-hydrogen-at-husavik-demonstration-facility/