ニュース情報/政策関連

ベトナム商工省、2026年6月よりE10バイオ燃料を全国的に正式に導入。(2026.5)

 2026年6月1日午前0時より、E10ガソリンが全国的に正式に導入され、ベトナムはバイオ燃料を使用する60カ国以上のグループに加わることになるとベトナムの商工省は発表した。

 この画期的な成果の背景には、党と国家が10年以上にわたり一貫して取り組んできた、グリーンエネルギーへの移行と国家エネルギー安全保障の確保に関する政策がある。これは、政治システム全体と国民全体による統一的な行動を必要とする重要な取り組みである。

●半世紀以上にわたって証明されてきた文明の潮流

 バイオ燃料の歴史は、アラブ石油輸出国機構(OAPEC)が引き起こした1973年の世界的な石油危機から始まった。この危機により、エネルギー価格は前例のない水準にまで高騰した。当時、石油需要の77.3%を輸入に依存していたブラジルは、エネルギー安全保障を確保するために代替エネルギー源を模索せざるを得なくなった。1975年11月14日、エルネスト・ガイゼル大統領は、ガソリンに混合するためのサトウキビ由来のエタノール35億リットルを生産することを目的とした「プロアルコール計画」を制定する政令に署名した。この計画は貿易収支と環境の改善に貢献し、現代のバイオ燃料の技術的基盤を築いた。

 半世紀後、米国エネルギー情報局(EIA)と欧州再生可能エネルギー連盟(ePURE)によると、60か国以上がE10ガソリンを導入している。ブラジルはさらに進んでE18~E27.5の混合燃料を使用している。欧州連合(18か国と英国)は、バイオ燃料のおかげで、2023年に輸送部門からの温室効果ガス排出量を6.3%削減するという目標を初めて達成した。世界最大の自動車市場である中国は、2017年から全国的なE10計画を実施しており、現在では31の省と市のうち15で実施されている。

詳しくは、→https://moit.gov.vn/tin-tuc/xang-sinh-hoc-e10-hien-thuc-hoa-chu-truong-lon-cua-dang-nha-nuoc.html

2026-06-01 | Posted in ニュース情報/政策関連 |