トピックス,エネルギー編

大阪ガス、bpグループ・米/Archaea Energyとバイオメタンの調達契約を締結(2025.11)

 2025年11月28日、大阪ガス㈱の100%子会社であるOsaka Gas USA Corporation(OGUSA)の子会社Osaka Gas Trading and Export LLC (OGTX)は、このたび、bpグループのArchaea Energyが米国で生産するバイオメタンの調達契約を締結したと発表した。

 本契約の締結により、大阪ガスはArchaea Energy が米国内に保有するゴミ埋立地由来バイオメタン製造施設から、バイオメタン(約2.6万Nm3(約20トン))を購入する。購入したバイオメタンはフリーポートLNG基地にて液化の上、出荷し、同社が関西に保有するLNG基地での受け入れを予定している。なお、当該米国バイオメタン製造事業から生み出される環境価値を付与した都市ガスは、関西のお客さま施設において利用される予定である。
 本取り組みを通じて、e-メタン・バイオメタンの日本導入に資する国内外のサプライチェーン構築を目指す。

 バイオメタンは、バイオガスの精製(CO2除去等)により天然ガスと同程度までメタン濃度を高めたガスを指し、燃焼時に新たなCO2を放出しないとみなされるため、都市ガス燃料の脱炭素化に繋がる手段として注目されている。

 米国は、豊富な原材料や、環境価値の取引制度等の先進的な政策・制度の存在から、世界有数のバイオメタン生産国であり、将来的には日本の主要な輸入先となることが期待される。

詳しくは、→https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2025/1796443_58387.html

https://www.bp.com/en_us/united-states/home/what-we-do/gas-and-low-carbon-energy/archaea-energy.html

2025-12-02 | Posted in エネルギー編, トピックス |