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米・LanzaTech、バイオ精製プラントの機能拡張、CO2から直接商業規模のタンパク質の生産事業発表(2024.10)

 米国の廃棄炭素を持続可能な燃料、化学薬品、材料、タンパク質に変換する炭素リサイクル企業であるLanzaTech Global, Inc.は、バイオ精製プラットフォームの機能を拡張し、LanzaTech Nutritional Protein(LNP)を主力製品として生産する事業を展開する計画を​​発表した。1兆ドル規模の代替タンパク質市場へ参入する。LNPは微生物タンパク質であり、植物性および動物性タンパク質に代わる栄養豊富な代替品。独自のガス発酵プロセスで新しい微生物を使用することで、LanzaTechのバイオ精製プラットフォームは、コスト競争力のあるタンパク質ソリューションを生産し、食品サプライチェーンをサポートする。LNP生産は、食糧安全保障問題に対処する能力があり、極端な気象条件に左右されずに世界中のどこでも生産できる。特に、LNPの生産には、従来のタンパク質源に必要な土地と水資源をほんの一部しか使用しない。

 LNP 生産施設の開発により、LanzaTech は、大規模かつ成長を続ける代替タンパク質市場へのアクセスを獲得し、顧客基盤を多様化し、収益源を拡大し、既存の実績あるプラットフォームによって推進される価値創造を最適化する考えだ。

「商業的に稼働しているコアガス発酵プロセスの専門知識を基に、LNPは当社の事業の自然な拡大を表している」と、LanzaTechのCEOであるJennifer Holmgren博士は述べている。「新しい微生物生産株を当社の既存のバイオリアクター技術と組み合わせ、長年の運用経験により、CO2からタンパク質を大量生産する道筋ができた。2年間、商業化の準備としてパイロット施設を運用し、その過程で、栄養アプリケーションの厳密な分析とプロトタイプ作成のために大手ブランドや食品検査機関と提携した。現在、1日あたり0.5〜1.5トンの施設のエンジニアリング設計段階に進んでおり、2026年に稼働する予定で、2028年の商業規模生産へのロードマップを策定した」

詳しくは、→https://lanzatech.com/lanzatech-expands-biorefining-platform-capabilities-to-include-production-of-commercial-scale-nutritional-protein-directly-from-co2/

2024-10-11 | Posted in トピックス |