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ENEOSと三菱商事、水素・脱炭素/合成燃料の社会実装に向け共同検討へ。SAF分野に加え(2024.6)

 ENEOS㈱と、三菱商事㈱は、予てより共同で検討を進めているSAF分野に加え、水素・脱炭素燃料の社会実装に向けた共同検討を行う覚書を締結したと発表した。

 水素分野においてENEOSは、水素燃料電池自動車(FCV)向けに国内で水素ステーションを展開するとともに、国内コンビナート地域への産業向け水素供給事業の構築を目指し、グリーンイノベーション基金事業などの国からの支援を活用しながら、CO2フリー水素サプライチェーン構築に注力している。一方、三菱商事は、エネルギーの安定供給を果たしつつ脱炭素社会の実現に向けたエネルギートランジションを推進するべく、水素を含む次世代エネルギーの開発、需要創出、サプライチェーン構築に向けた取り組みを幅広く進めている。 本取り組みでは、両社の強みと、それぞれがこれまで積み上げた水素に関する知見を活用し、メチルシクロヘキサン(MCH)を用いた水素サプライチェーンの構築や、海外におけるCO2フリー水素供給源の開発と水素需要の創出、モビリティ分野における水素活用と燃料電池商用車の社会実装について共同で検討を行う。さらに、CO2フリー水素だけでなく、CO2フリー水素を原料とする合成燃料においても普及に向けて連携していく。

詳しくは、→https://www.eneos.co.jp/newsrelease/upload_pdf/20240618_01_01_0906370.pdf

2024-06-20 | Posted in トピックス |