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三井物産、ブラジル・Suzano社とバイオマテリアル、バイオ燃料等事業の共同検討に関する基本合意書締結(2024.1)
三井物産㈱は、世界最大パルプメーカーであるSuzano S.A.(ブラジル・サンパウロ市:Suzano社)と、ブラジルでバイオマテリアル、バイオ燃料など各種誘導品の製造販売事業の共同検討に関する基本合意書を締結したと発表した。
Suzano社は、東京都の約12倍の広さに相当する260万ヘクタールに及ぶ世界最大規模の森林資源を保有し、自社植林から森林を育て、森林資源を活かしたパルプ等の製品を通じ持続可能なビジネスを推進している。Suzano社の持つ豊富な森林資源事業の競争力に、三井物産がエネルギー・化学品等の領域で長年培ってきたビジネスネットワークや顧客アセットを組み合わせ、森林由来の各種バイオマテリアル・バイオ燃料(低炭素メタノール、バイオエタノール等)の製造販売共同事業を推進することで新たな市場を創造する考えだ。
三井物産は中期経営計画2026のテーマにCreating Sustainable Futuresを掲げ、2016年に世界第2位/アジア・オセアニア最大規模の森林アセットマネジメント事業者であるNew Forests Pty Limited、(オーストラリア・シドニー市、NF社)に出資参画し、2023年よりNF社の筆頭株主となり、森林資源事業の拡大に注力している。
今回のSuzano社との基本合意により、三井物産は森林資源を活用した再生可能で環境にやさしいバイオマテリアル、及び次世代バイオ燃料の商業生産と普及を通じ、ネットゼロエミッション社会やサーキュラーエコノミーの実現を目指し、新たな脱炭素社会の未来づくりに貢献する。
詳しくは、→https://www.mitsui.com/jp/ja/topics/2024/1248262_14382.html →https://www.suzano.com.br/news/suzano-and-mitsui-co-announce-agreement-to-accelerate-innovation-in-new-biomaterials-alternatives