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ニューヨーク市、初のRenewable Diesel・小売スタンドオープン。米・Sprague社供給推進(2024.1)

 米国・ニューヨーク市は1月11日、Renewable Diesel/再生可能ディーゼル(RD)を供給する市内初の燃料ステーションをグランドオープンし、澄んだ空気と持続可能な未来に向けて記念碑的な一歩を踏み出したと、エネルギー供給企業のSprague Operating Resources LLCは発表した。ガソリンスタンドチェーンのSonomaxとの間の歴史的な提携は、輸送部門に新時代の到来を告げるものであり、このドロップイン燃料ソリューションによりGHGガスと有害な排出物の即時削減を実現するとした。

「Sprague社には、ニューヨーク市にクリーン燃料ソリューションを導入してきた長い歴史があり、その中には環境保護庁の指令発効の10年前に超低硫黄ディーゼル燃料を先駆的に開発して商業化し、米国のクリーン燃料アライアンスのを立ち上げ、最初のターミナルマーケターとなった。米国には、以前は国が運営するバイオディーゼル委員会があり、2006年にそのバイオディーゼル製品の認定を受けてBQ-9000マーケターに認定された。最近では 2023年6月から当社のブロンクスターミナルでの再生可能ディーゼル供給に投資している。電動化に向けて移行する状況ではあるものの、再生可能ディーゼルやその他の持続可能な燃料は、排出量を削減するための優れたドロップインソリューションである」Sprague社の社長兼 CEO のDavid Glendon氏は述べている。

 Sprague社は、輸送および家庭用暖房市場にサービスを提供するために、北東部の拠点全体で再生可能ディーゼルの供給を拡大し続ける方針。また、同社は、ニューヨーク市初の再生可能ディーゼルの小売業者に認定された。この燃料は従来の化石燃料ディーゼルのシームレスな代替品であり、性能を犠牲にすることなく環境と公衆衛生に大きなメリットをもたらすものであるとしている。

詳しくは、→https://www.spragueenergy.com/newsroom/press-release/sprague-operating-resources-makes-history-supplyin

2024-01-18 | Posted in トピックス |