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米・Lummus社と東芝エネルギーシステムズ、 先進的CO2回収ソリューション基本提携契約（2023.12）

 　米国のプロセス技術とエネルギーソリューションのプロバイダーであるLummus Technology（テキサス州）と東芝エネルギーシステムズ（東芝ESS）は、CO2分離回収プロジェクトを共同で推進するための基本提携契約を締結したと発表した。Lummus社は、発電所のボイラー等から発生する排ガスからCO2を回収する「燃焼後CO2回収技術」を提供し、東芝ESSは燃焼後のCO2回収に特化した先進的なアミン系吸収液とその吸収液に適したシステム設計を提供する。

　今般の提携の中心となるのは、日本国内の実証プラントで600トン/日以上のCO2回収に使用されている東芝ESSの燃焼後のCO2回収に特化した先進的なアミン系吸収液と、関連技術のルーマスへの提供。Lummus社はこれらのリソースを自社のプロジェクト設計に組み込むことができ、卓越したオペレーションと競争力のあるコストで顧客に提供することができる。東芝ESSの先進的な吸収液を組み込むことで、CO2吸収量1トンあたりのエネルギー消費量の削減、吸収液が劣化した状態での吸収力の安定性の向上、アミン排出量の削減を特徴とする、OPEX競争力のあるソリューションを顧客に提供することが可能となる。

詳しくは、→https://www.global.toshiba/jp/news/energy/2023/12/news-20231206-01.html