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東急建設、リニューアブルディーゼルを国内製クローラクレーン導入。建設業界初の国内製重機へ利用(2023.5)
東急建設㈱(東京都渋谷区)は、CO2排出量を大幅に削減できる次世代バイオ燃料のひとつであるリニューアブルディーゼル(RD)を、国内製重機(住友重機械建機クレーン製クローラクレーン)に初めて使用開始したと発表した。
RDは廃食油や動植物油等を原料として製造されており、重機に使用することでライフサイクルアセスメントベースで約90%のCO2排出量削減となる環境配慮型の燃料。また、既存の重機や設備にそのまま使用できる「ドロップイン」型燃料のため、エンジン改修や追加設備投資の必要がなく、脱炭素施策にかかる導入コストを抑えてCO2排出量を大幅に削減できる。
同社では2022年4月に、物流倉庫新築工事作業所にて、外国製重機へRD燃料の使用を開始。今回は物流センター増設工事作業所において、国内製重機初となる住友重機械建機クレーン㈱の重機へ採用している。また、昨年の事例では、1台への導入でしたが、今回は2台に導入を予定している。使用する重機の量を増やすことで、作業所のCO2排出量削減に取り組んでいく考えだ。
なお、今回使用する重機は、㈱大矢運送(東京都江東区)が保有する国産の住友重機械建機クレーン製350t吊りクローラクレーンSCX3500-3だ。
詳しくは、→https://www.tokyu-cnst.co.jp/topics/2418.htmlk 関連情報→https://www.shi.co.jp/info/2023/6kgpsq000000mooa.html
2023-05-31 | Posted in トピックス |