研究情報

東レとDM三井製糖、非可食バイオマス利用の糖製造技術実証。サトウキビ等の絞りかす利用(2023.4)

 東レ㈱(東京都中央区)は、このたび、製糖工場で発生するサトウキビ絞りかす(余剰バガス)およびでんぷん工場で発生するキャッサバ芋絞りかす(キャッサバパルプ)などのバイオマスを原料として、繊維や樹脂を製造する際に共通原料となる、非可食植物由来の糖を製造する技術をDM三井製糖㈱(東京都中央区)と共同で実証し、基本技術を確立したと発表した。本技術を、東レが現在開発中の、糖からモノマーを製造する技術と組み合わせ、バイオマスから繊維、樹脂、フィルム等に用いるバイオマスポリマーの製造を一貫して行う考えだ。

 本実証は、NEDOの支援を得て、タイに設置した実証設備を用いて行った。東レは、酵素を活用するバイオ技術と水処理分離膜の技術を融合した「膜利用バイオプロセス」により、非可食バイオマスに含まれるセルロース由来の糖を分離・精製・濃縮する技術をプロセス実証した。また、省エネ効果として、糖液に含まれる水分を熱によって蒸発させ濃縮する従来の製造システムと比較して、50%以上のCO2削減が可能であることを検証した。

詳しくは、→https://www.toray.co.jp/news/details/20230410162320.html

 

2023-04-19 | Posted in 研究情報 |