研究情報

琉球大発シンク・ネイチャー、生物多様性への事業インパクト評価サービス提供開始。企業や金融機関向け(2023.4)

 琉球大学発のスタートアップ㈱シンク・ネイチャー(沖縄県那覇市)は、企業や金融機関を対象に、生物多様性への事業インパクトの評価サービス「TN LEAP」ベータ版の提供を開始すると発表した。
 「TN LEAP」とは、企業がTNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)に準拠した自然関連リスク・機会に関する情報開示を行うため、事業活動の自然へのインパクトを定量的に評価・分析できるサービスで、国内だけでなく、国際的なバリューチェーンを網羅した評価が可能だ。「TN LEAP」はTNFDが推奨する評価手順である「LEAPアプローチ」 に準拠して開発されており、2023年9月以降に正式発行されるTNFDフレームワークに沿った情報開示への準備を可能にするもので、世界初のサービス。
 同サービスは、陸・海・淡水・大気のすべての領域に対応しており、グローバルスケールで事業活動が自然へ与えるインパクトを評価することができる。企業・金融機関は、自社が関わる自然資本を見える化することによって、経営におけるリスクの最小化とビジネス機会の最大化を図ることが可能になる。

今回「TN LEAP 」ベータ版のサービス提供開始に伴い、TNFDの解説も含めた、無料説明会を開催する。

詳しくは、→https://note.com/thinknature/n/nd4c4d2a82ccc
関連情報→https://think-nature.jp/

2023-04-15 | Posted in 研究情報 |