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ブラジルの国家エネルギー政策評議会、4月からバイオディーゼルの混合比率12%を承認。(2023.3)

 ブラジルの国家エネルギー政策評議会(CNPE) は、2023年4月からバイオディーゼルとディーゼルの混合比率を12%にすることを3月17日、承認したと発表した。アレクサンドル・シルベイラ鉱業エネルギー大臣は、ルーラ大統領とともに、この措置によって雇用創出を促進し、国のエネルギー移行戦略を推進すると強調した。 
 理事会によって承認された提案は、ディーゼルの構成におけるバイオディーゼルが、今年の4月から現在の10%(ブレンドB10) から 12% (ブレンドB12)に2%増加する。また、決議されている規定では、2024年4月に13%(B13混合)、2025年4月に14%(B14混合)、2026年4月に15%(B15混合)に増加するとされている。

 「本日承認したこの措置は、バイオ燃料の分野での雇用と投資の創出を促進し、原油の輸入の削減に貢献するものである。この決定は、バイオディーゼルの生産と利用に関する国家計画を支援し、ルーラ大統領のリーダーシップの下で、国家のエネルギー移行戦略を強化し、ブラジルを世界最大のバイオ燃料生産国として確固たるものにすることに貢献する」とシルベイラ大臣は強調した。また、バイオディーゼルの国内生産量は、2023年から2026年の間に、現在の年間 63 億リットルから 100 億リットル以上になると推定するとした。

詳しくは、→https://www.gov.br/mme/pt-br/assuntos/noticias/cnpe-aprova-resolucao-que-restabelece-o-aumento-para-12-da-mistura-de-biodiesel-ao-diesel-a-partir-de-abril

 

2023-03-21 | Posted in ニュース情報/政策関連 |