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米国NGO・RAN報告書発表「ボルネオ島 最後の森林を守る:地域コミュニティ抵抗の事例」(2023.2)

 米国環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(本部:サンフランシスコ、RAN)は2月14日、 新報告書「ボルネオ島 最後の森林を守る:地域コミュニティの闘い」(Keep Forests Standing: How Local Community Resistance is Saving the Last Rainforests of Borneo)を発表した。インドネシアの森林減少率が過去数年で減少しているにもかかわらず、 同国に残る重要な熱帯林の多くは依然として危機的状況にあると警鐘を鳴らした。 熱帯林の多くは企業のコンセッション(事業管理地)にあり、 伐採や植林地および農園への転換のリスクに常にさらされている。 本報告書は、地域および先住民族コミュニティによる森林保護・管理、 そして産業開発への人々の抵抗がボルネオ島最後の熱帯林を守る最善の方法の一つであると結論づけている。

 本報告書は「ハート・オブ・ボルネオ」として知られる北カリマンタン州と東カリマンタン州の重要な地域に焦点を当てている。先住民族コミュニティ「ロング・イスン村」の人々が、10年以上にわたって彼らの土地での伐採事業に抵抗し、土地権の法的承認を求めてきた力強い闘いを説明している。また人々がこれまで直面してきた激しい脅迫や不当逮捕についても記載している。

詳しくは、→https://japan.ran.org/?p=2103

2023-02-17 | Posted in トピックス |