イベント情報
環境省、令和4年度海洋プラスチックごみ学術シンポジウム 2023.3.4~5 リアル&オンライン開催
環境省は、令和4年度の海洋プラスチックごみに関する学術シンポジウムを下記の要領で開催する。
今回のシンポジウムは、日本における海洋プラスチックごみに関する研究の進展や成果について、一般の方へ共有する事を目的とした【特別セッション/対面方式】と国内の学術界を中心に発信し共有することで、研究の裾野を広げるとともに、更なる研究の推進を図ることを目的とした【研究セッション/オンライン方式】を3月4日と5日の2日間にかけ開催する。
<特別セッション>
日 時:2023年3月4日(土) 14:00~17:00(予定)
場 所:秋葉原UDXシアター(対面で実施。後日、録画を期間限定でYouTube配信)
主 催:環境省
参加費:無料
定 員:150名(先着順)
プログラム(予定)※プログラム内容や開催時間は変更となる可能性あり
環境省挨拶
テーマ1:分布把握と予測
・講演:磯辺 篤彦氏(九州大学応用力学研究所 教授)
テーマ2:発生源・流出経路・微細化
・講演:藤原 拓氏(京都大学 教授)
テーマ3:生物・生態系影響
・講演:山本 裕史氏(国立環境研究所 副領域長)
テーマ4:代替素材・回収技術
・講演:吉岡 敏明氏(東北大学大学院 教授)
近年、海洋プラスチックごみによる環境汚染、生態系、生活環境、漁業、観光業等への悪影響が懸念され、重要かつ喫緊の問題となっている。この問題に対して効果的な対策を行うためには、海洋プラスチックごみの量・分布の実態把握、発生源の特定、生物への影響評価などの科学的知見が不可欠ですが、これらの情報は十分に整理・蓄積されているとは言えない。
現在、世界中の多くの研究者が様々な調査や研究に取り組んでいるが、今後これまで以上にスピード感を持って研究を発展させるためには、分野間の連携を強化するとともに、新たな研究者の参入を含めた研究体制の一層の強化が必要であり、また、研究の進展や成果について、広く一般の方に対して情報を共有する機会も必要となる。このような課題認識の下、今般、これを解決する一助とするため、海洋プラスチックごみ学術シンポジウム(特別セッション・研究セッション)を開催する。
3月5日の研究セッション概要を含めた詳細は、→https://www.env.go.jp/press/press_01067.html