イベント情報
「木質ペレット生産の森林生態系への影響ー米国南東部の事例からー」オンラインセミナー 関連団体開催 2022.8.30
「木質ペレット生産の森林生態系への影響ー米国南東部の事例からー」オンラインセミナーが、下記の要領で開催される。
●日 時:2022年8月30日(火)9:00~10:30 (米国東部との時差が大きいため、朝の開催) ●講演者:アンディ・ウッド氏(Coastal Plain Conservation Group/Director)
●主 催:一般財団法人地球・人間環境フォーラム
NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク
マイティ・アース ●協力:プランテーション・ウォッチ、ウータン・森と生活を考える会 ●参加費:無 料
米国南東部は、広大な米国の中でも最も豊かな森林を有する地域といわれている。ノースカロライナ州では、広葉樹と針葉樹の混交林や海岸沿いの湿地林が広がり、ブラックベア、ボブキャット、コヨーテなどの生息地にもなっている。その貴重な生態系の基盤でもある森林が今、バイオマス発電用の木質ペレット生産のために伐採されているという。皆伐により森が失われることで、野生生物たちは生きる場を失い、湿地が乾燥したり機械油で水が汚染されると水の中の小さな生き物たちも影響を受ける。
米国からの木質ペレットの輸入は今後急増すると予想されている。10年以上前から木質ペレット生産が続くこの地域では、森林生態系にどのような影響が表れているのだろうか。
現地で生態系の保全活動に取り組む方アンディ・ウッド氏は、ノースカロライナ州南東部の生態系、それを構成し支える植物、野生生物に造詣が深い生態学者であり、自然保護教育にも長年取り組んで来られた。ウッド氏から見た森林と生態系の状況、それらへの木質ペレット生産の影響についての講演が行われる。
詳しくは、→https://www.gef.or.jp/news/info/semnar_pelletandforest/