イベント情報
地球・人間環境フォーラムオンラインセミナー「森林火災と地球温暖化―燃える森から地球の未来を守れるか」(全3回)2022.6.3(第1回)~
地球・人間環境フォーラムでは、2022年6月に連続オンラインセミナー「森林火災と地球温暖化―燃える森から地球の未来を守れるか」(全3回)を下記の要領で開催する。
●主催:一般財団法人 地球・人間環境フォーラム ●協力(予定):プランテーション・ウォッチ(国際環境NGO FoE Japan、サラワク・キャンペーン委員会、熱帯林行動ネットワーク、メコン・ウォッチ、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部)、ウータン・森と生活を考える会 ●参加費:無料
<第1回>
●日時: 6月3日(金) 17:00~19:00 ●開催テーマ:「インドネシアの森林火災―原因と気候変動緩和策としての対策」 ●講師:バンバン・ヘロ・サハルジョ氏(ボゴール農業大学林学科教授)
<第2回>
●日時: 6月9日(木) 17:00~19:00 ●開催テーマ:「オーストラリアの気候変動による火災―森林と生物多様性への影響、原因と対策」 ●講師:デイビッド・リンデンバーグ氏(オーストラリア国立大学)
<第3回>
●日時:6月16日(木) 17:00~19:00 ●開催テーマ:「世界の森林火災と気候変動―原因と対策」 ●講師:串田圭司氏(日本大学生物資源科学部)
近年、世界各地で大規模な森林火災が多発している。2019年から20年にかけて、オーストラリアで日本の国土の半分に相当する面積が焼失したのをはじめ、ブラジルのアマゾン、インドネシア、ロシア、北米、アフリカなどで発生した森林火災は未曾有の規模となり、森林だけでなく農産物、気候、大気そして地域住民の生活と生物多様性への大きな影響が懸念されている。
森林火災の背景には地球温暖化による乾燥・干ばつがあるといわれ、一方では森林火災により熱帯や北極圏の泥炭地が燃えることで、森林が温室効果ガスの巨大な排出源となることも懸念されている。森林火災は地球温暖化の結果であると同時に原因となり、気候変動がますます深刻化する恐れがある。セミナーでは、インドネシアとオーストラリア、国内の研究者やNGOから、現地の森林火災の状況、原因と対策についてお話しいただき、パーム油や紙など森林コモディティの消費国である日本からできることは何か、考える場とする。
詳しくは、→https://www.gef.or.jp/news/event/ffseminar_1/