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日本ゼオン、植物由来等のエタノールから高効率でブタジエン生成のベンチ設備竣工。脱ナフサ依存も視野に(2026.8)
2026年7月31日、日本ゼオン㈱は、2025年7月より徳山工場(山口県周南市)にて建設工事を進めていた植物原料由来などのエタノールからブタジエンを高効率で生成する技術を実証するベンチ設備を竣工したと発表した。本技術は、非化石由来資源活用によるカーボンニュートラル社会実現につながるだけでなく、ナフサに依存しない新たな原料調達方法の確立により事業のサステナビリティを促進する取り組みであり、2027 年1月より本格稼働を開始し、2034年の事業化を目指す。
2026年7月31日に現地で行われた竣工式には、経済産業省、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、山口県および周南市、横浜ゴム㈱からの出席者があったほか、工事関係者、執行役員徳山工場長をはじめとするゼオン関係者ら46 名が出席した。
本取り組みは、ゼオンはベンチ設備で生成されたブタジエンからポリブタジエンゴム(ブタジエンゴム)を試作し、横浜ゴムは、そのブタジエンゴムを使用したタイヤの試作および走行テストを実施し、大規模実証に向けたデータ収集を行う。今後は、2030 年までにパイロット設備(商業化に向けた連続実証設備)を用いて社会実装のための技術を確立し、2034 年の事業化を目指す考えだ。なおこの成果は、NEDO の補助事業の結果得られたものである。

