トピックス,エネルギー編

日本ゼオン、持続可能な液体燃料開発のスタートアップAether社に投資。SAF分野参入へ(2025.2)

 日本ゼオン㈱は、この度、CVCを運営する子会社Zeon Ventures Inc. (米国カリフォルニア州)を通して、シンガポールと米国を拠点にコスト優位性の高い持続可能な液体燃料の製造技術を開発するスタートアップ Aether Fuels Pte. Ltd.(Aether 社)に投資したと発表した。

 ゼオンは、本投資を通じ、SAF分野での事業機会を探索する。 Aether 社の航空業界や海運業界向けの持続可能な燃料を製造する独自技術:『Aether Aurora』は、設備投資および運用コストを抑え、収率の向上と様々な種類の廃棄炭素原料を利用できる柔軟性が特長だ。廃棄物炭素原料をコスト優位性のあるジェット燃料や液体炭化水素に変換することができるため、SAFの供給不足の解消に貢献する。 ゼオンは、持続可能な社会への移行を加速させるため、Aether 社との協業を通じたSAF分野での事業機会創出を目指す。また、同社グループの様々なアセットを共有することで、Aether社の更なる成長を支援する考えだ。

詳しくは、→https://www.zeon.co.jp/news/assets/pdf/250226.pdf

関連情報(シンガポール航空G、Aether FuelsとSAF調達の覚書締結)→https://greenproduction.co.jp/archives/27934

 

2025-02-27 | Posted in エネルギー編, トピックス |