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大塚製薬、東京都の航空貨物輸送でのSAF活用促進事業に荷主企業として参画(2024.8)

 大塚製薬㈱は、東京都が実施する「企業のScope3対応に向けた航空貨物輸送でのSAF活用促進事業」に、郵船ロジスティクス㈱の荷主として参画する。当事業への参画を通じ、これまで実施してきた自社による直接排出量(Scope 1)および他社供給の間接排出量(Scope 2)を減らす施策に加え、Scope1、2以外の間接排出(Scope 3)も含めたサプライチェーン全体におけるCO2排出量削減を推進し、より総合的な視点からの環境負荷低減を目指す。なお、大塚グループとして、日本から海外に向けた製品の輸送でSAFを利用するのは初となる。

 当事業は、東京都が企業のサプライチェーン全体におけるCO2排出削減を目的として、都内企業の脱炭素化を支援するもの。このたび、同社の日本発米国向け医療用医薬品の航空貨物輸送の一部を委託する郵船ロジスティクスが当事業の貨物代理店に採択されたことを受け、大塚製薬は荷主として参画することとなった。
 当事業の助成対象期間は、交付が決定した2024年8月5日より2025年3月31日まで。郵船ロジスティクスから大塚製薬には、SAFを利用した輸送サービス「Yusen Book-and-Claim」を通じて、温室効果ガス排出量削減証明書が発行される。当事業期間中のCO2削減量は最大50トンになる見込みで、従来輸送と比較して約80%削減されると推計している。

詳しくは、→https://www.otsuka.co.jp/company/newsreleases/2024/20240809_1.html                      関連情報→https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy/scope3

2024-08-14 | Posted in トピックス |