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仏・CMA CGM、低炭素海上輸送で米・Nikeと提携。輸送量36％に持続可能なバイオ燃料利用（2024.3）

　フランスのコンテナ・海運企業のCMA CGMグループは、海上輸送におけるCO2排出量を削減するためのアパレルおよびスポーツウェア業界のNikeとの協業を発表した。この取り組みは、CMA CGM グループの脱炭素化に向けた包括的な戦略を基本に、2050 年までのネットゼロの達成に向けて取り組み、クライアントのサプライチェーンの脱炭素化をサポートする。

　両社の契約において、Nikeは、2023年7月1日から2024年5月31日まで、CMA CGM による輸送量の 36% に持続可能なバイオ燃料を使用する。この取り組みを通じて、Nikeは CO2 排出量を 25,000 トン削減することになり、環境に配慮した事業運営に向けた重要な一歩である。

　CMA CGM グループは、2050 年までにネット ゼロを達成することに取り組んでおり、一連の低炭素ソリューションサービスのACT WITH CMA CGM+ により、顧客のサプライ チェーンの脱炭素化をサポートしている。2020年に開始されたこのサービスにより、顧客は環境フットプリントを分析し、バイオ燃料、LNG、バイオメタンなどの低炭素代替エネルギーを通じて炭素排出量を削減し、環境プロジェクトを通じて排出量を相殺できるようになる。

詳しくは、→https://www.cma-cgm.com/news/4635/cma-cgm-partners-with-nike-for-sustainable-shipping