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和歌山県とENEOS、花王、サントリーHDがサーキュラーエコノミーへ包括連携協定。家庭廃食用油からSAFやバイオナフサへ(2024.1)
和歌山県とENEOS㈱、花王㈱及びサントリーホールディングス㈱は、「和歌山県におけるサーキュラーエコノミーの実現に関する包括連携協定」を締結したと発表した。
和歌山県では、地域の特性を踏まえた産業創出や広域的な資源循環ネットワークの構築を目指すため、「わかやま資源自律経済ビジョン」を2023年10月に策定している。3社は、このビジョンの策定に参画するとともに、各企業がこれまでに和歌山県内の市町との資源循環に関する連携実績を有している。今後、当該ビジョンの実現にむけた取組を推進していくにあたり、包括的に連携し、それぞれの資源及びネットワークの有効活用を図ることが有益との観点から、本協定の締結に至った。
和歌山県が地域資源循環モデルの先進地域となること、和歌山らしさを取り入れたサーキュラーエコノミー型産業の振興、資源循環を通じて自信と愛着を持って暮らせるまち和歌山を創出することを目指す。一般家庭から回収した廃食用油からSAFやバイオナフサの製造、ペットボトルの水平リサイクル、排ガスCO2などを活用したカーボンリサイクルなど、県内の未利用資源・事業活動から生じる連産品の資源化に力を入れる考えだ。また、「和歌山産の再生製品」としてのブランディングも推進するためのネットワークの構築も進める。
詳しくは、→https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/063100/d00215494.html
2024-01-11 | Posted in トピックス |