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スズキ、インドでのバイオガス実証事業でBanas Dairy社等3者で合意。2025年以降プラント設置(2023.9)

 スズキ㈱は、インドのカーボンニュートラルの実現に貢献するバイオガス生産プラントの設置について、スズキ100%出資のSuzuki R&D Center India Private Limitedを通じて、National Dairy Development Board(全国酪農開発機構:NDDB)およびアジア最大規模の乳業メーカーであるBanas Dairy社(本社:グジャラート州)の3者間で合意したと発表した。
 インド大使館において、Banas Dairyのチョードリー会長、NDDBのシャア会長兼社長、スズキの鈴木社長により契約締結式が行われた。式典には、日本国駐箚インド共和国大使シビ・ジョージ閣下が出席された。
 スズキは2022年12月にNDDBとBanas Dairyの3者で、牛糞が発酵することで発生するバイオガスから自動車用燃料となるメタンを精製する実証事業開始に向けた覚書を締結し、検討を進めてきたが、今後、グジャラート州バナスカンタ地域において、2025年より順次4つのバイオガス生産プラントを設置していく。4プラント合計の投資額は23億ルピー(日本円で約40億円)を予定している。また、各プラントにはバイオガス充填スタンドを併設し、インドでマルチ・スズキが7割以上のシェアを有するCNG仕様車の燃料として販売する。

詳しくは、→https://www.suzuki.co.jp/release/d/2023/0906/

 

2023-09-11 | Posted in トピックス |