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蘭・Corbionと独・BRAIN Biotechが提携、自然由来成分における保存性技術向上へ加速（2025.8）
2025年8月25日、アムステルダムに拠点を置くグローバルなサステナブル原料企業であるCorbionと、ドイツのツヴィンゲンベルクに本社を置くBRAIN Biotech AGは、新規バイオベース抗菌化合物およびその誘導体の開発において提携することで合意した。この提携により、Corbionは、天然原料由来の食品を求める消費者のニーズにも応える、食品メーカー向けの保存性向上技術の提供に向けた取り組みを加速させる。
「Corbionでは、自然由来成分技術の最先端を進歩させ、その価値と有効性を証明し、さらに拡大していくことが、大切なものを守るために不可欠である」と、Corbionのグローバルイノベーション担当副社長、Domenico Vulcano氏は述べている。「イノベーションへの投資を強化し続ける方法の一つは、BRAIN Biotechのような他の専門家とのパートナーシップを構築することである。このような協業により、パラダイムを変えるような画期的な製品をより早く市場に投入できると確信している」
BRAIN Biotech AGは、特殊酵素技術、微生物株開発、バイオプロセス開発における専門知識をこの協業に提供する。また、同社は技術ライセンス会社としても事業を展開している。Corbionは、食品システムとバイオベースの保存技術に関する高度な知識、顧客および業界固有の深い洞察、そして最先端のパイロットおよびスケールアップ能力を提供する。
「持続可能なバイオベースのソリューションの可能性を拡大するために、Corbion社との提携を大変嬉しく思います」と、BRAIN Biotech AGのマネージングディレクター兼エグゼクティブバイスプレジデントであるMartin Langer博士は述べている。「BRAINのチームとCorbion社の協力者の間には非常に強い親和性を感じている。それぞれの強み、共通のビジョン、そして補完的な専門分野を鑑みると、この協業は実りあるものであり、世界の食品メーカーに真のインパクトをもたらすものと期待している」