イベント情報
地球・人間環境フォーラムウェビナー「米国南東部ペレット生産者の度重なる環境法違反~ 日本のFIT制度はどう対処すべきか?」2024.12.10
地球・人間環境フォーラムは、緊急セミナー「米国南東部ペレット生産者の度重なる環境法違反~日本のFIT制度はどう対処すべきか?」と題するオンラインセミナーを、下記の要領で開催する。
日本では再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の支援により、木質ペレットの輸入が急増した。米国のペレット工場の多くは南東部の貧困率が高いコミュニティに立地し、以前から大気汚染などの環境法違反が繰り返されてきた。最近の調査では、英国のエネルギー大手企業が所有する工場で過去10年間に11,000件以上という膨大な環境規制違反が明らかになった。同様の違反は、カナダでも多数明らかにされている。
本セミナーでは、分析を行った英国の調査機関と米国NGOの専門家にご登壇いただき、このような生産地の法令に違反し、住民の暮らしに悪影響を与えるバイオマス発電事業をFIT制度で支援することの妥当性を考える。
●日 時:2024年12月10日(火))17:00-18:30(5分前開場) ●開催形式:Zoomウェビナー ●協 力:ウータン・森と生活を考える会、バイオマス産業社会ネットワーク、Mighty Earth ●参加費:無 料
●プログラム
・「FITバイオマス発電と持続可能性・合法性」
飯沼佐代子氏(地球・人間環境フォーラム)
・「木質バイオマスの気候・環境的影響、英Drax社の概要、英国及び欧州の政治・財政的背景(仮)」
Matt Williams氏(Forest Advocate, 天然資源防護協議会(Natural Resources Defense Council))
・「Land and Climate Reviewがどのようにして、バイオマス業界の汚染を明らかにしたか」
Camille Corcoran氏(Assistant Editor, Land and Climate Review)、Bertie Harrison-Broninski氏(Senior Editor, Land & Climate Review)
・質疑応答
詳しくは、→https://www.gef.or.jp/news/event/241210biomasspellet_violation/