研究情報

Spiber、関西ペイントと構造タンパク質素材活用の新素材や技術開発へ協業。第三者割当増資(2024.3)

 Spiber㈱(スパイバー:山形県鶴岡市)は、100年以上にわたり塗料や塗料事業で培った技術を提供する関西ペイント㈱と、構造タンパク質・Brewed Protein素材を用いた塗料分野の新素材、新技術の開発を目指して協業を開始したと発表した。

 関西ペイントはグループ全体で、塗料を持続可能な資源へ転換していくことを事業活動や地域社会の貢献の根幹に据えられており、その中で、同社の理念や技術、開発素材に大きな可能性を感じ、共通理念の実現のために共同研究を行うことを取り決め、その推進のため、第三者割当増資となった。

 本協業により、関西ペイントがこれまでの塗料開発で培ってきた技術に、Spiber独自の技術プラットフォームや開発素材を融合させることによって新たな素材開発を進めるとともに、繊維以外の企業との共同研究開発にも積極的に取り組み、塗料も含めた非繊維素材の開発も推し進めていく考えだ。

詳しくは、→https://spiber.inc/news/announcement-of-third-party-allocation-of-new-shares-and-commencement-of-joint-research-with-kansai-paint-on-the-development-of-new-materials-and-technologies-utilizing-brewed-protein-material/

 

 

2024-03-17 | Posted in 研究情報 |