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独・INERATEC社、ASTM準拠のe‐SAF製造が可能なことを実証。CO2とグリーン水素から(2023.11)

 ドイツ・合成燃料開発に注力するINERATECは、「PowerFuel」プロジェクトの一環としてのドイツ航空宇宙センター (DLR) による研究の結果、ASTM 7566 の要件に従って、ドロップイン可能な合成燃料が INERATECのプラントで製造されることを確認した。 JET A1燃料として使用可能。これは、カールスルーエ工科大学(KIT)との協力のもと、CO2と水素から生成したSAFのバリューチェーン開発における重要な一歩である。また、e‐SAFの要件は、燃料の品質レベルでは、e-fuel の中で最も高いレベルである。

 今回の実証は、連邦経済・気候保護省の「PowerFuel」プロジェクトと連邦教育省の「Kopernikus P2X」プロジェクトの一環として実施された。
「航空分野での e-SAF のニーズをカバーし、仕様に従って生産割り当てを達成するために、INERATEC はさまざまなプロジェクトで産業規模での実装に取り組んでいます。2024年から、当社はフランクフルトヘキストにある現在世界最大の PtX プラントで年間最大 2,500トンの持続可能なe-fuel を生産する予定です。これらのプラントにより、当社は CO2 排出量の削減に大きく貢献して、将来的には航空業界で、より環境に配慮した未来への道を切り開くでしょう」とCEOのTim Böltken工学博士は説明している。

詳しくは、→https://www.ineratec.de/de/news/ineratec-produziert-astm-konformes-sustainable-aviation-fuel-saf

 

2023-11-11 | Posted in トピックス |