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ブラジル・ブラスケム、東京駐在員事務所開設を発表。アジアのバイオポリマー開発強化へ。(2023.10)

 バイオ製品生産に注力するブラジルのブラスケム(Braskem)は、同社のI’m greenT バイオベースポリエチレン(PE) の主要市場の1つである日本において東京駐在員事務所の開設を発表した。日本市場への継続的な取り組みと、再生可能原料をベースとしたバイオポリマーソリューションの継続的な開発を強化する。

 ブラスケムは15年以上にわたり、カーボンニュートラルな循環経済を目指す日本の目標に沿って、持続可能なソリューションの一環としてバイオポリマーを日本市場に提供してきた。また、同社は先達て、ブラジルでのバイオポリマーの生産能力の30%増強を発表、また、アジアにおけるバイオベースポリエチレン(PE)の地域利用可能性を高めるプロジェクトをタイで開発するためにSCG Chemicalsと合弁会社を設立した。

 同社の欧州およびアジア担当副社長、バイオベースPE事業のグローバルリーダーであるWalmir Soller氏は次のように述べている。「私たちは常にI’m greenT バイオベースPEを拡大し、低コストで製品を提供する機会を探している。持続可能なソリューションを求める社会的需要の高まりに合わせて、クライアントに炭素代替案を提供する。日本の駐在員事務所はブラスケムの大使として地域の取引先と協力し、低炭素ソリューションの開発を提唱していく。私たちは、この分野の積極的なパートナーでありたいと考えており、持続可能な方法で調達された再生可能原料由来のプラスチックを提供することで、ネットゼロに向けた日本の歩みを支援する」

詳しくは、→https://www.braskem.com.br/usa/news-detail/braskem-continues-investing-in-the-development-of-its-biopolymers-in-asia-and-opened-a-tokyo-representative-office

2023-10-21 | Posted in トピックス |