ニュース情報/政策関連

経産省、日米CCUS/カーボンリサイクル・ワーキンググループの米国での開催を報告(2023.9)

 経済産業省は、CO2回収・有効利用・貯留(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage: CCUS)/カーボンリサイクル技術等に関する議論を深める機会として、米国エネルギー省、米国立エネルギー技術研究所(NETL)、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共催で、日米CCUS/カーボンリサイクル・ワーキンググループを8月31日、米国で開催したと発表した。このワーキンググループは、2022年5月に閣僚間の合意として立ち上げられた「日米クリーンエネルギー・エネルギーセキュリティ・イニシアティブ(CEESI)」における協力分野の1つに位置づけられている。

 ワーキンググループでは、参加者間で、CCUS/カーボンリサイクル分野における、日米での民間等プロジェクトの更なる拡大、アジア太平洋地域を含む様々な地域への技術等の拡大・展開の必要性、今後の政策方針・課題等を共有した。特に、CCUS/カーボンリサイクルの社会実装を進めるために、引き続き技術開発分野におけるNEDOの大崎上島カーボンリサイクル実証研究拠点とNCCCの連携の重要性、また、CO2等の原材料やエネルギーの最適配置の探求、CO2のサプライチェーン構築や市場創造・育成の必要性を確認した。
 加えて、カーボンリサイクル燃料(e-fuel、e-methane等)については、既存のインフラの活用が可能であること、エネルギー安全保障の確保に貢献する等の意義を有することを確認した。

詳しくは、→https://www.meti.go.jp/press/2023/09/20230905003/20230905003.html

 

2023-09-07 | Posted in ニュース情報/政策関連 |