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大阪ガス、豪州でのe-メタン製造と日本等への輸出に関する詳細検討の実施へ(2023.3)

 大阪ガス㈱の子会社であるOsaka Gas Australia Pty Ltd(OGA)は、このたび、Santos Ltdと、e-methane(e-メタン)を製造し、日本などに輸出する事業の詳細検討(Pre-FEED)を行うための契約を締結したと発表した。2023年4月より詳細検討を開始し、2030年に年間約6万トンのe-メタンを輸出することを目指す。
 2050年の脱炭素社会実現に向け、産業・家庭部門の熱需要に対応するガス体エネルギーの脱炭素化は重要な課題であるが、e-メタンは、既存の都市ガスインフラや消費機器が活用できるため、スムーズなカーボンニュートラルへの移行と社会コストの抑制が可能で、さらには、発電分野、輸送分野での利用も期待されている。
 同社グループは、e-メタンの普及に向け、日本国内での技術開発・実証に加え、再生可能エネルギーが豊富な豪州・北米・南米・中東・東南アジアなどにおいて複数のメタネーションに関する検討を進めている。Santosは本検討エリアである豪州のエネルギー企業で、豪州・パプアニューギニア・東ティモール・北米でグローバルに事業を展開している。
 本事業は、豪州において、工業分野の排ガスや天然ガス液化プラントから回収するCO2と、再エネ電力で水を電気分解してつくるグリーン水素から、e-メタンを製造し、Santosや第三者のLNG基地で液化して日本などに輸出することを目指すもの。また、将来的には空気中から回収(DAC: Direct Air Capture)するCO2の活用も視野に入れている。
 e-メタン製造プラントの規模は10,000Nm3/h級を想定しており、今後、2023年4月より本事業に関する詳細検討を行い、2024年度の基本設計、2025年度の投資意思決定、2030年のe-メタン輸出開始を目指す。

詳しくは、→https://www.osakagas.co.jp/company/press/pr2023/1720382_54087.html

 

2023-03-13 | Posted in トピックス |