研究情報

日本ゼオン、生物学＋化学による合成生物学で有用物質開発の米国Visolis社に投資（2023.2）

　日本ゼオン㈱は、CVCを運営する子会社 Zeon Ventures Inc. （米国カリフォルニア州）を通じて、カーボンニュートラルに資する生産技術・製品を開発する米国スタートアップである Visolis, Inc.（米国カリフォルニア州）に投資したと発表した。同社は、今回の投資と並行して Visolis 社と密接に提携し、革新的な生産技術の開発を支援する。 Visolis 社は生物学と化学を組み合わせ、それぞれが得意なところを活用する合成生物学（Synthetic Biology）という独自のアプローチを行っている。具体的には、生物反応を使ってコアとなる材料を作り、それを化学反応で有用な物質に変換し、コストパフォーマンスに優れ、かつカ ーボンニュートラルな製品群の開発に取り組んでいる。持続可能な社会への移行を加速させるため、 Visolis社による物質生産の変革を支援し、同社グループがエラス トマー材料や高機能材料メーカーとして国内外に保有する研究、マーケティング、販売リソースを Visolis 社と共有することで、Visolis社のさらなる成長を支援するとした。

詳しくは、→https://www.zeon.co.jp/news/assets/pdf/230206.pdf　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　関連情報→https://www.visolisbio.com/